建物のログ

0.残された資料

 土地登記記録
 古い確認申請
 不動産屋からの伝承

1.井戸の修理

 当初の井戸ポンプは故障のため更新(0501)
 グルンドフォス社製水中深井戸ポンプ ASQ251(SQP2-55)
メンテナンス(200408)
 当初、水栓を開くと直ちに水が出たが、約2秒のタイムラグが生じるようになった。
 地上部の中に説明書が保管されていたため、動作原理を確認。
 本機2-55型は、吸上げ高さ24-42mの仕様。
 その場合、24m以下ならば減圧弁が必要とされているが、本機にはなし。
 圧力スイッチで動作開始し、流量スイッチが毎分3.5リットル以上で継続動作。
 流量スイッチが3.5リットル未満であればOFFとなり、減圧しながら圧力タンクの水を送る。
 実際の動作を確認すると、細い水量(<3.5l/m)で頻繁にON/OFFを繰り返している。
 そこで、圧力タンクの空気が抜けていると診断。
 圧力タンクの上部のキャップの中に、車のタイヤと同じバルブがある。
 空の状態で1.2bar、満水時最大7bar (7気圧)との解説がタンクにあり。
 これに従い、やや低めの1barでタンクに空気を自転車ポンプで補充して正常動作回復を確認。
 なお、最初の通電時に、圧力タンクに水が溜まる音がすることで、動作確認できる。
メンテナンス(230709)
 水栓の開きが細いときに流量が再び振動するようになった。
 前回(3年前)と同様に、ポンプの電源を切り、一ヶ所の水栓を開けた状態で
 自転車ポンプで空気をタンクに補充した。
 タンクの横に、動作状況のイラストがある。
 解説書はスキャンしてアーカイブスに追加した。
 原本は元の場所に戻した。

2.国土調査

 312-2と312-5の2筆であったものを合筆
 400平米を上限とする何かがあった時期があるためか(固定資産税、相続など)

3.下水道接続

 負担金を支払い接続
 汲み取り便所を解体
 水洗便所を設置
 井戸水であるため、水垢の付着が多い
 酸では溶けないため、珪酸カルシウムなどが想定される
 釉より柔らかく水垢より硬い鑿で削り取るのが速い
(スチールウールは仕上げとして有効)

4.東日本大震災

 玄関脇の内壁(ラスボード+モルタル)が崩れる
 基礎にひび割れ
一部損壊として5%の保険金を受け取る
 内壁などを補修

5.雨漏り対策

 谷板の銅板に酸性雨による腐食、孔開きがあり、地震によるルーフィング損傷により雨漏発生
 当初、孔開きを塞いで凌いでいたが、孔開きが拡大したため、本格的に調査
 小屋裏に梯子、照明器具と座所を用意し2017年秋の台風シーズンに観察しルーフィング損傷箇所を特定
 対策の上、シミのついた格天井鏡板に鉋掛け
 事務室の畳表替え

6.留守番ロボット

 Wi-SUNによるワイヤレスルータを設置し、これに4箇所のセンサから温湿度などの計測値を送る
 ルータからは0-simにより、WEBサーバ登録及び携帯へのSMSにより通報

7.段ボールと書架

 畳2枚分の空間に7段×8竿分の書架を設置
 搬入する段ボール(資料保管箱)は概ね2箱が1段分

8.電話回線

 電話は既存の配線を使用せず新たに光フレッツを導入
 既存の屋内電話回線を調査
 2回線があることを確認、屋外で結合して1回線に整理
 光端末から音楽室のコンセントにつなぐ。製図室にFAXを設置

9.ネットワーク

 9ー1.光フレッツ(ocn)
 9ー2.SoftBankにプロバイダを変更
 9ー3.サーバーを設置(log1.htmに詳述)

10.郵便

 郵便受けを設置
 テストメールを発送
 届かないため、郵便局で確認、転居届(無→新住所)を提出

11.看板

 管理建築士の研修を受けた(1808)
 修了証を添えて事務所登録申請(1904)
 看板の設置義務があることから、看板業者からの営業を受ける
 FAX,電話などのテストにこのコミュニケーションを活用
 士法では最小寸法をW400と規定するが、これより大きなもののみ製造

12.外観・外壁

 サイディング部分のフッ素塗料約200ky(191019-22)
 元の汚れ・各種痕跡を残しつつ、透明のUV保護膜を乗せる方法

13.虫害

 床下に入る点検口を畳下に設置(191030)
 雨漏りが発生していた期間(上記4.~5.)に湿っていた箇所を重点的に検査、
床下全体に薬剤を散布、束と土台に薬剤注入(191101)
 基礎の状態を確認、半間グリッドの床束を支える基礎が独立基礎(束石)ではなく 連続梁であり、書架の荷重にも耐え沈下がないことを確認。

14.樹木剪定

 1909~11月期の台風襲来により樹木が折れ、軽トラ窓ガラスや雨樋等が損傷、
原因となった樹木の剪定を実施
 また、隣家が解体・建替工事に入ったのを機に、境界フェンスに干渉する梅の古木を剪定

15.空調

 冷房機が撤去された際に残された壁の孔を再利用し、エアコンを設置(1912)
その際、専用コンセントを新設する必要があるため、天井裏に配線
併せて小屋組の簡単な見取り図を作成

16.給湯

 既存のボイラは、内田製作所(コロナ)製 石油小型給湯器
 UIB-3100X 型 1985年式  別棟でブロック造のボイラ室があり、この中に設置されている。
 電源は地下で接続され、厨房内のコントローラへは地上で配線されている。
 給湯配管は、厨房、洗面、浴室へと接続している。
復原作業
 まず、給湯の配管について確認。ボイラ庫にある給湯器への水栓を開くと、 厨房、浴室シャワーの給湯系は弱く通水するが、浴槽、洗面は不通。 また、ボイラ庫のボイラへの水栓から枝分かれした配管は、浴室シャワーの冷水に接続。 (本来であれば、ボイラの左手にある減圧弁通過後の出口から接続すべきもの。)
 次にボイラ左手のフィルタ(砂や泥が詰まった状態)を清掃すると通水は良好となる。 出ない給湯栓についてはパッキンの固着を取ることにより解決。
 以上の準備の上、仮タンクを接続し給油すると、ボイラが正常に動作(200318)。
 なお、混合水栓は、Yuko製で、2001年ころまでの型式であり、螺系統が異なる。
 浴室入り口のサッシュは、立て込んだのみで戸車の高さ調整がなされておらず、戸車は固着していた。 固着を剥がして高さ調整することによりスムーズに開閉できるようになる。アルミサッシュ普及期の もので、施工が不完全であったと思われる(200320)。

17.テレビ受信施設

屋内
 屋内コンセントに併設して、受像機からの同軸ケーブルを接続する端子が4個所作られている。
1.音楽室西側
2.デジタル考古学室北側
3.国際協力室東側
4.事務室北側
 当時は分配器が1:4であったため、4個所に設置したものと思われる。
 屋外からは、南側廊下の屋根と庇の間から屋内に引き込まれている。
 分配器の位置については要調査。
屋外
 事務室の南東隅に電柱が立てられている。現在、その周囲に柿、梅、棕櫚が繁茂している。  この電柱に近い建物の柱に、安全器が設置され、同軸ケーブルが接続されている。
このケーブルの反対側(電柱側)は切断されており、何に接続されていたかは不明。 恐らく、集落単位での共同受信設備があり、ここから引き込むための電柱が立てられたと推測。
なお、15年前、取り外されたアンテナが敷地内に存在していた。
(200408)
再生の方向
 公務員宿舎から搬出した現有BSアンテナは生きている可能性がある。 これを接続する現有BSチューナはアナログ時代のものであり、2011年に廃止となっている。
 市販の地デジアンテナは、八木式と平面式の2種類があり、どちらも9ky程度である。
 市販のBSアンテナは、(1)BS東経110度、(2)CS東経110度、(3)CS東経124/128度があり、
(1)と(2)が兼用のアンテナは、「スカパー!」
(1)(2)(3)とも兼用のアンテナは、「スカパープレミアム」
なお、他にも東経144度(SOUND PLANET)、東経154度(SPACE DiVA)にも通信衛星がある(200408時点)
と呼ばれている。
略史
1939年、日本で実験放送開始
1950年、電波法
1952~53年、テレビ発売開始、NHK放送開始
1956年、カラー放送実験開始UHF
1957年、カラー放送開始VHF
1958年、東京タワーから配信開始
1968年、UHF放送開始
1984年、NHKがBS実験放送開始
1989年、BS本放送開始
1991年、BSハイビジョン放送開始
2000年、BSデジタル放送開始
2003年、地上デジタル放送開始
2006年、ワンセグ開始(移動体向け)
2007年、BSアナログハイビジョン終了
2011年、アナログ放送終了
2018年、4K8Kテレビ放送開始
帯域区分について
(1) VHF 30~300MHz
アナログ1-12ch:2011.7.24に終了
(2) UHF 300~3000MHz
アナログ13-62ch:2011.7.24に終了
(3)2003.12からの地デジは、UHF帯の13-52chの40チャネルを使用
・240MHz÷40=6MHz/チャネル
・1チャネル(6MHz)を、5.57MHzの実効帯域部と0.43MHzのガードで構成する ・1チャネルを13のセグメントに分割する
・ハイビジョン(HDTV、フルセグ)は、12のセグメントを使う
・標準画質では、4のセグメントを使う
・ワンセグは、1のセグメントを使う
(4)アナログBSは、Kuバンド(14/12GHz)を使用
チャンネル(日本への割当)は、1,3,5,7,9,11,13,15の8チャネル
1984年に試験放送、1989.6に本放送開始(NHK第一:7ch、第二11ch)
1991.4 WOWOW 5ch
2011.7 放送終了
(5)デジタルBSは、1~23チャネルで偶数も使用
よって、アナログBSのアンテナは使用可能だが、高い周波数が不確実
アナログBSのチューナは使用不能
テレビを用いたテスト
BSを受信することのできる液晶テレビを新規調達し、これにBSアンテナを接続しテストした結果、 このアンテナを用いてデジタルBS及びCS放送を受信できることが確認できた。 同軸ケーブルで15Vをアンテナに給電する方法は、1989年ころから変わっていない。 (恐らく、アンテナの方が寿命が長く、更新が容易でないため、機器側が仕様を維持した。) なお、パラボラアンテナと衛星の間に樹木(水分)があると電波は届かない。

18.テレビ電話・テレビ会議装置

利用可能なシステム
 現在利用可能なテレビ電話アプリとして、
 LINE
 SKYPE
 Messenger
 FaceTime
 Viber
 SkyPhone
 Zoom
 ハングアウト
 Discord
 Tango
 等がある。
 これらのうち、P2PであるSKYPEと、ZOOMを試した。
回線速度
 FLETs光の速度計測方法としてサービス情報サイトが提供されている。
 IPv6を使用した。
   下り  上り
(1)138.8 91.8
(2)139.3 88.0
(3)140.4 90.7
 また、Radishで計測した(IPv4)結果は、  下り、271.7 上り 95.05 Mbps
 であった。
 なお、ワイヤレスルーターにEtherケーブルで接続する方法とWi-Fiで接続する方法が 可能であるが、後者の方が高速である(ここが隘路ではない)。
 比較のため、古いケーブルテレビ回線を用いた接続の速度をRadishで計測すると、
   下り  上り
(1)5.255 0.4119Mbps
(2)5.665 0.4637
(3)5.725 0.3585
(4)5.086 0.3083
であった。
 また、sppdetest.gate02.ne.jpで計測すると、
下り5.29, 上り0.30, Ping 17.00, Jitter 20.39 であった。
使用するコンピュータ
 ノートブックと、デスクトップ、タブレットを試した。
Skypeテスト結果
ノートブック(w8.1)
 Skypeがプレインストールされているが、起動しても「問題があり」と表示されエラー
 Ver.8をストアからダウンロードしインストールすると正常に動作
 なお、ストアアプリはマイクロソフト・アカウントを必要とする。
タブレット
 Android系タブレットにSkype-lite がプレインストールされている。
 これを活性化し、ノートブックとは別のアカウントでログインし、 通話テストに成功した。
 なお、音量を上げるとハウリングが生じるが、エコーの周期から遅延は0.2秒程度と感じられる。
デスクトップPC
 ディスプレイ、マイク、カメラ、スピーカが内蔵されていないため、外付けする必要がある。
ディスプレイ
 VGA出力はない
 マザーボード(ASROCK H77)にHDMI, DPが各1ある。
 増設グラフィックボード(ASUS GTX960)以下、グラボと略)に、DVI(1)、HDMI(1)、DP(3)がある。
 マザーボードの端子を使用せず、グラボから接続する方法で性能を引き出せる。
 BIOS(UEFI)を起動するには、Del、F2、F12を連打
 このマシンの特性:
 マザーボードからディスプレイに接続すると、グラボとドライバは認識されない(デバイスドライバに表示されない)。
 マザーボードとグラボを別のディスプレイに接続すると、複数ディスプレイのシステムになる。
 グラボから複数のディスプレイに接続しても、複数ディスプレイのシステムになる。
 グラボだけからディスプレイに接続して起動した際に、記憶されている解像度が高すぎるとブラックアウトし何も表示されない(操作不能)。
 この場合、グラボの電源だけ抜いて起動すると、BIOS経由で低解像度の表示になる(グラボの電源に関する警告)。  そこで一度シャットダウンし、グラボの電源を接続して起動すると低解像度で表示される。  その上で、ディスプレイに適した解像度に設定する。以下、業務に使用する。
 なお、接続を変更し、HDMIを液晶テレビに、DVIを液晶モニタに接続すると、UEFIが、液晶モニタ側に表示され、 抜けて再起動後には液晶テレビのみ表示される。W10画面設定で、複数のディスプレイとし表示画面を拡張すると、 左右に表示される。
 ブラック表示の状態で再起動をかけ、F2+(DEL+F12)連打でUEFI画面が表示されれば、より簡単に復旧できる。
 グラボが表示するモニタを選択する有線順位は、グラボのBIOSで固定されており、Windows側からは変更できない。
 画面右クリックでNVIDIAコントロールパネルを開き、「デジタルオーディオの設定」を開くと、
  DVI>HDMI>DisplayPort(1)>DisplayPort(2)>DisplayPort(3)
 の順で表示される。
 Microsoftから供給されるNVIDIAドライバと、グラボCDからセットアップしたドライバが競合する場合、前者を切る。
デスクトップPCのオーディオ接続
 マザーボードに一つの光デジタル(赤く光る)、5のステレオミニジャックがある。
   光 黒 橙
   赤 緑 青
 これは、現在3種類が主流であるスピーカ構成{2.1ch, 5.1ch, 7.1ch}の内の5.1chに相当する。
 5.1chの場合、ホームシアターを構成するために、
  ウーファ+正面SP(橙)
 左前       右前(緑)
 左後       右後(黒)
 という構成でスピーカを配置する。
 赤はマイク入力、青はラインイン
 2スピーカまたはヘッドフォン、イヤホン等は緑に接続する。
 また、前面にマイクとイヤフォンのジャックがある。
(20年以上前の台湾製のスピーカを緑に接続して動作を確認した)
・ステレオスピーカを緑ジャックに接続して確認。
・この状態で前面のイヤフォンに差し込むと、緑ジャックの出力は落ちる。
・ミキサーのTAPE OUT ラインから青ジャック(LINE IN)につなぐと、音声が入力できる。
・音源の選択には、W10画面下のスピーカ・アイコンを右クリックして設定画面を開く。 出力デバイス選択肢(コンボボックス)には、現在接続されているジャックを駆動しているドライバだけが表示される。
グラボーからHDMI経由でスピーカ付きの液晶に接続する場合、こちらも選択肢となる。
→その場合、液晶ディスプレイの背面にあるイヤホンジャックから信号を取ることができるが、スピーカはOFFとなる。
 HDMI端子からスピーカ付きのモニタに出力すると、音声もこちらに出力される。
 光ケーブルでAVアンプに出力すると、各ミニジャックから個別に接続せずとも、一括して5.1ch 音声が出力される。
 コントロールパネルで[サウンド]を開くと、「出力デバイスを選択して下さい」(コンボボックスがある)
  ここで、HDMI接続と光ファイバ接続が同時に行われていた場合、選択した機器の方にだけ出力される。
210201時点の例:
HDMI:HDIT22D(NVDIA High Definition Audio)
光:Digital Audio (S/PDIF)(2-High Definition Audio)
さらに、サウンドの詳細オプションの下にある「アプリの音量とデバイスの設定」画面を開くと、
音を発生させるアプリ毎の音量を調整することができる。
録音テスト
Windows10 に付属の「ボイスレコーダ」で録音・再生ができる。 音源ファイルはUsers/***/Documents/サウンドレコーディング 配下の、***.m4a である。
信号レベル
 PHONE端子と、LINE OUT端子では、信号レベル、インピーダンスが異なる。
 スピーカーのインピーダンスは8Ωが多いが、ヘッドフォンには、低いもので16~32Ω、 高いもので40~50Ω、また業務用で300Ω、600Ωといったものがある。
 安価なイヤフォンに対応した16~32ΩのPhone出力では1mWの入力で98dBの音量が出る。
 低インピーダンスの出力に、高インピーダンスの入力につないでも、音量レベルが下がるだけで損傷は起きない。
 LINE OUTは、起源的には電話と同じ600Ω/2Vrms
 勧奨されている「ロー出しハイ受け」とは、数百Ωで出し、数十KΩで受けることを言う。
光デジタルケーブル
 光デジタルケーブルはオーディオ信号を伝える(SPDIF,TOSLINK仕様)。ステレオや5.1chも可能。
 プラグには角型とピンプラグ型がある。本機の場合には角型。
 ここからパワーアンプの角型ジャックに入力することができる。
(家電量販店では3mで2ky程度、通販では10mで910y程度)
 プラグを加工することは至難であるが、中継プラグを介して継ぎ足すことができる。
 中継プラグには直線状につなぐものの他、直角に接続し角度フリーのものもある。
 光ファイバを用いたケーブルには他にネットワーク(イーサネット)用のものがあり、 LCコネクタまたはSCコネクタが端に付いている。
ノートパソコンのオーディオ
 スピーカ、マイクが標準で装備されており、直ちにSkype, Zoomに使用可能
 右側面に3.5mmステレオミニジャックがあり、マイク、イヤホンを接続することができる。
 マイクを接続した場合には、内蔵マイクがカットされる
 イヤホンを接続した場合には、内蔵スピーカがカットする
 下のスピーカアイコンを右クリックして、再生デバイスを開くと、一つのスピーカが表示される
 ここでジャックにイヤホンを接続すると、内部スピーカがカットされイヤホンに出力される
(つまり、OSからみて論理的な出力装置は同じで、スピーカとイヤホンに同時に出力するような選択肢はない)。
ワイヤレスヘッドフォン
 Bluetoothでイヤホンやヘッドフォンを接続することができる。
 接続するには、設定→PCとデバイス→Bluetooth で管理画面を開き、  BluetoothをONにし、表示される装置からイヤホン等とペアリングを成立させる。
 その後、スピーカアイコンをクリックすると、二つの音源が並んで表示され、 内部スピーカとイヤホンの音量をそれぞれ独立して調整することができる。
オーディ信号用ケーブルのプラグ・ジャックの種類
 フォーン・プラグ(標準:6.3mm、ミニ:3.5mm、マイクロ:2.5mm)、RCA(赤白→赤白黄色ピンプラグ)、S端子、光ファイバ、HDMI等がある。
 ミニプラグには、2極~4極のものがある。4極のプラグの接続には3種類ある。
 (1)CTIA規格(左音声、右音声、GND、マイクリモコン)
 (2)OMTP規格(左音声、右音声、マイクリモコン、GND)
 (3)映像用(左音声、映像、GND、右音声)
[参考]ラズパイのスピーカ
 ラズパイには、3.5mm4極ミニジャックがあり、音声信号を取り出すことができる。 なお、4極ミニジャックにはTRRS仕様(LRGV)とCTIA-sytle AV仕様(LVGR)があり、日本で市販は前者、 ラズパイは後者である。よってビデオコードを用いてアナログ入力機器に接続する場合は、 白→左、黄→右、赤→ビデオ に接続する必要がある。 一方、この配列は3極のミニプラグと近く、簡単には、イヤホンをつなぐと直接聞くことができる。
テストするためには、以下のようなコマンドを使用する。
(1)出力先設定
#amixer cset numid=3 1 :オーディオ出力をアナログ出力(ヘッドフォンジャック)に
々        2 :々 HDMEに
(デフォルトは 0 で自動
(2)テスト
#speaker-test -t sine -f 600 :600Hzの正弦波をエンドレスに出力
sine の代わりに pink または wave を指定することができる。
(3)wavファイルの出力
#aplay ファイル名
#aplay /usr/share/sounds/alsa/Rear_Center.wav
(4)プログラム.c
#/opt/vc/src/hello_pi_hello_audio/hello_audio.bin
(このディレクトリにいくかのサンプルコードがある)

なお、ラズパイの出力はモノラルであり、Front_Leftチャネルのみが出力される。

19.再び梅雨を迎えて(200613)

 雨樋に枯葉が溜まった状態ではオーバーフローが生じ、叩き、犬走に水が落ちる。これが排水されないと水溜まりを生じる。 具体的には、事務室西側と広縁の交点から上の谷筋が弱点である。 谷板からの雨水が事務室西側の雨樋起点に流入する。 広縁の上が二段屋根となっているために、上段の雨樋の餡子から発するパイプがここに放流している。 この複雑な収まりに落ち葉がからまり、溢れた雨水が雨樋の支承を伝わって下に滴下する。
滴下した水は土に浸み込む限界を超えると水溜まりを生じる。 そこから西側の排水路(道路側溝)までの水勾配が不十分である。
今後の方向としては、以下の事項が考えられる。
(1)雨樋点検方法
 梯子を立てずに、雨樋への落ち葉の溜まり具合を点検するドローンや固定カメラ
(2)樹木剪定
 枯葉の供給源対策である。
(3)敷地の排水
 細かな勾配調整により、地表面における敷地の排水を最適化する。
 必要であれば、管を埋設して排水を改善する。
(4)ブロック塀の下の水抜き
 全般的に、下水道接続を行った際に、雨水排水を分離したため、雨水排水能力が低下している。 この部分を補強する必要がある。
 旧い焼却炉の少し東側のブロック塀の下部に旧い孔があるため、ここから抜ける可能性がある→施工した(2205)。

20.給水フィルタの清掃

 井戸水であるため、機器にフィルタがある場合、従量的に清掃する必要がある。
(1)水洗タンクのフィルタは、タンクの中にある。
 (1-1) 止水栓を閉めた上、タンクの蓋を持ち上げで外す。
 (1-2) 左側のオレンジ色のキャップを左に回して外すと、フィルタがついている。
 (1-3) フィルタを、鍋の水の中で歯ブラシで清掃する。
 (1-4) キャップを取り付け、蓋を戻し、止水栓を開いて完了。
 なお、210906時点での清掃は、設置後初である。
 説明書品番H06270RZのp.17~18に「フィルターの清掃」(210906DL)。
(2)給湯ボイラのフィルタは、左側の蓋を外した中にある。
 (2-1) 右側の地面から立ち上がった井戸からの配管系統のバルブを閉じる。
 (2-2) ボイラ左側の蓋の上側の3mmタッピングビス2本を外す。
 (2-3) 蓋を上に持ち上げて外す。
 (2-4) フィルタを、17mmのソケットレンチで外す
 (2-5) フィルタを、鍋の水の中で歯ブラシで清掃する。
 (2-6) フィルタを取り付け、蓋を締め、バルブを開いて完了。
 なお、給湯ボイラ左側の蓋の内部に解説図があり、210121_0001がそのスキャン画像である。  210906時点での清掃は、復活時を含め3回目である。

21.家具等の修理

 事務用椅子に使用されているワイヤーの断線は、専用部品が入手困難であるため自作する必要がある。
 ステンレス製インナーワイヤーは同等品が容易に入手できる。
 エンドブロックは、ステンレス用半田(ヤニ無し、錫鉛半々)と、フラックス(塩化亜鉛、塩安、塩酸)で作る。
(ワイヤに半田を馴染ませた上で、木型に半田を溶かした中に突っ込んで固める、220620)。

22.PCの修理

 4年来使用してきたPCにおいて、マウスカーソルがフリーズする現象が生じた。 再起動すると、短いBEEP音が4回鳴り、再起動を繰り返す。
 WEB検索すると、AMIのBIOSでは、システムタイマーまたはメモリの先頭バンクの異常を示すという。
ボタン電池の電圧を計測すると、3V以上残されていた。
メモリスロットは、マザーボードの表記でコネクタ側から順にDDR3 A1 A2 B1 B2 の4スロットあり、 この内A1とB1に「4GB 1R8 PC3-12800 u-11-011-11-A1」(hynix KOREA) が計2枚刺さっている。
 2枚共外した状態で起動すると、長いBEEP音が3回鳴るように変化した。
そこで、2枚を入れ替えて装着すると、正常に起動した。
システムの詳細で表示すると、メモリは8GB利用可能とのこと。
 結論的に、メモリボードとスロットの接触不良が原因と思われる。
 なお、現在ではDDR3は旧く、DDR4が多い。DDR5も増えつつあるとのこと。
       (以上、231212)
 従来、スリープすることにより作業終了し、キーボード操作によりスリープ解除して作業続行していた。
今般、WindowsUpdateを契機として、スリープ数分後に独りでに解除される現象が生じた。
(1)コントロールパネル→システムとセキュリティ→電源オプション→プラン設定の編集  →詳細な電源設定の変更→スリープ→スリープ解除タイマーの許可→設定:無効 (時間指定イベントによってスリープ状態から復帰することを許可しません。)
 結果:変わらず
(2)デバイスマネージャで、「スリープの解除の許可」を無効化
 キーボード、マウス→従来通り許可
 ネットワークアダプタRealtek PC1e GbE Family Controller→設定を変更し、チェックを外す
 →結果:成功(従来の動作に戻った)
       (以上、241119)

23.溶接用具

 音楽室のコンセントから屋外に引き出す長5mの延長ケーブルを作成。
 溶接棒を調達し、テストとして、割れたスコップを修復。
       (以上、241119)

最終更新:2024/11/19 16:45:30
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