メンテナンス等

200821:起動時エラー

症状

 電源投入後、BEEP短音4回の後、ダウン、再起動を繰り返す

対策

 MB ASRock H77 には、AMI BIOSが使われている。
 AMIの解説では短音×4は、システム・タイマエラー
 また、ASRock関連のブログでメモリエラー
 まず、CMOS用ボタン電池(CR3032)の損耗を疑い、電圧を直接計測:3.076V(正常)
 念のため、高輝度LED(ガーデンライト)を直結して点灯することを確認
 次にメモリ異常を確認する。
 取説記載のメモリ仕様は、
 デュアルチャネルDDR3メモリ
 4×DDR3 DIMM
  DDR3 1600/1333/1066 non-ECC
 最大32GB

 デュアルチャネルにするためには、同種のメモリを第1と第3、または第2と第4スロットに装着する。

 実際に装着されているメモリは、
 HMT451 U6MFR&C-PB NoAA
 4GB 1Rx8 PC3 12800 U-11-11-A1
 が、第1と第3スロットに装着されている。1枚4GB、2枚8GB
 第1スロットにある1枚を外して起動すると、4GBのメモリとして正常に起動
 そこで、外した1枚を第3スロット(正常)に挿すと正常に起動(よってカードは正常)
 さらに、第3スロットにあったメモリ(正常)を第1スロットに追加で挿すと正常に起動
→よって、第1スロットの接触不安定が原因と推定

 250208 五年前と同様の原因と思われるフリーズ、再起不能状態となる
 玄続により内蔵SSDの正常を確認
 メモリカード2枚の接触部を歯ブラシで磨くことにより解決

フロントパネル USB3.1の有効化

 コネクタ付きケーブルをMBのスロットに接続することにより、フロントパネルのUSB3.1が有効となった。

起動時にBIOS画面が表示されない問題

 HDMIケーブルが左モニタに、DVIケーブルが右モニタに接続されている。
 再起動した場合、右モニタにSSRockのロゴ→プッ→BIOSが表示される。
 接触が悪い場合、何も表示が出ず、ビープ音などもない。
 DVIケーブルを左モニタに接続するとBIOSを見ることができる。
 接触回復処置を行ってから右モニタに接続する。

最終更新:2025/04/11 17:15:26
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